今週のお題「復活してほしいもの」
あれを復活させたい
こんにちは。
手についたマジックに親近感を覚えてくださる方が読んでくださっているブログです。
いつもありがとうございます。
絵の具もしょっちゅうついています。
たまにですけど、世の子どもたちと一緒に工作やアートを楽しむ仕事をしたりもしています。
絵の具を使ったレッスンをすると必ずと言っていいほどあちらこちらから「出な〜い」とヘルプの声がかかります。
これです。
出なくなった絵の具!
出なくなった絵の具をどうすれば復活させることができるか。
まず第一に、
「真ん中押すんじゃなくて、端から少しずつ絞り出すようにギュッとしてくれ!」
と心の中で叫んでいます。
(実際には、もうちょっと柔らかい言い方で、伝えます。)
そうやっても出ない時があります。
新品の時はちょっと指で押すだけで、必要以上に出るのにね!
余談ですけど、最近の児童用えのぐのキャップは、最近のマヨネーズのキャップ同様、少しずつしか出ない仕様になってるんですよ。すごいですよね。
力の加減を知らないお子ちゃまが、一度に信じられないくらいの量の絵の具を出しちゃった!(てへぺろ)みたいな事案が激減しました。
本題の出なくなった絵の具チューブですが、まだ最後の一絞りいける気がするって言う時ありますよね。
逆さに立てておけば、そのうちキャップ側に流れてくるかもしれません。
ボンドでよく使う技です。
しかし、ちびっ子たちはそんな長時間待てません。
今、この色の絵の具が欲しいのです。
そこで、出なくなった絵の具チューブの最後のひとしぼりを復活させる技をご紹介します。
まず絵の具を持って構えます。
ここでのポイントは、3点です。
・チューブに空気が入った状態にする。
・キャップをしっかり閉める。
・キャップと反対側の端っこを持つ。
そして…
思いっっきり振る!!!ぶんぶん!!!
すると…
あーら、不思議。
絵の具が復活!
遠心力を利用した魔法のような復活技です。
縦にまっすぐ振る人もいますけど、思いっきり大きく半円を描くように振る方が、より遠心力の効果が出ると思います。
写真ではぶんぶん振っていますが、「ちょっと出にくいな〜」ぐらいなら、一回振るだけでも大丈夫。
絵の具の他にも、ボンド、ボールペン、チューブの歯磨き粉などにこの技は使えます。
ボンド、目から鱗なのでやってほしい。
ボールペンは効く時と効かない時があります。
歯磨き粉、洗顔フォーム、わさび、マヨネーズなど、チューブに入っているものだったらほぼほぼこの方法で最後のひとしぼりが復活します。
本当に本当に最後のひとしぼりの時は、中の空気が「ぶほっ」と一緒に出てきて、絵の具がプチ爆発するので気をつけてくださいね!
最後に、子どもたちにお願い!
絵の具振る時はもちろんだけど、ポスカ振る時も、
お願い、絶対に、キャップ閉めて!!