ブリテン島のジグソーマップを作る
Ryeのアンティークショップ(たくさんのディーラーが商品を持ち寄りで置いているショップでした。)で買った、このジグソーパズル!
一目惚れです。
イギリス好き、地図好き、おもちゃ好きの私にぴったりじゃないですか!
子ども向けですかね。地理のお勉強にも良さそうです。
イギリスのヴィンテージジグソーパズルによく見られますが、四角じゃないんですよね。日本のジグソーパズルはだいたい枠がはっきりしているのですが、この変型タイプはめちゃんこかわいくて大好きです!
Waddingtons社は20世紀にトランプカードやジグソーパズル、モノポリーなどのボードゲームを生産していた会社でした。20世紀末に買収され、「Waddingtons」はブランド名として残っているそうです。
Waddingtonsのクリスマスジグソーパズルはコレクションアイテムとして人気なんだそうですよ。
ついにこの日がやってきました。わくわく。
箱から出します。
ざざ〜〜!!
おや、結構細かいじゃないか!
地名がわかるようにくり抜かれていますね。
こんなパズル初めて見ました。
楽しい!
もっと子ども騙しな感じのパズルだと思ってたら、難易度高そう。
カッターマットの上では収まらなさそうだったので、唯一広い面積が取れる畳に移動です。
(こんな小さくて絵のないピースまであるのか!)
ジグソーパズルの攻略法として、四角い枠から攻める、というのが自分の中であってのですが、無理です。とにかくジグソーのピースの形が個性的すぎるのです。地名と絵柄を頼りにはめ合わせていきます。
夢中になりますね。
漂う「海パーツ残る」感。
もう、こんな形のピース、見た事ないし!これどこ!?
やはり海が残っていく。
海。君たちどこから来たの?
最後の1ピースです。
完成〜〜!!
3時間もかかったよ、おい!!苦手か!!
あれ?
あれれれれ?
1ピース足りへんやん!!!
箱に引っかかってるとか!?
ブンブン!!
く〜〜〜…
出てきませんでした。(泣)
まあ、1ポンドだったし。
っていうか、他のを買ったらおまけしてくれて、タダでもらったようなものだし…
うう、慰めてみるけど、悲しい。
元のおもちゃ会社がなくなっているから、なくなったピースを取り寄せることもできないし、できることと言えば自分で作るしかないかな。
それはまた今度ね。
思い出に浸る
さて、ここからはなる子の思い出アルバムです。
地図を見ながら、これまで訪れた場所を振り返ってみたいと思います。
LANDS END
ランズエンド…地の果て、みたいな意味ですよね。
これがその地の果てです。
この道しるべが撮影スポットです。2008年…フィルム写真ですよ。
このあたりはCornwall地方と言って、ブリテン島の中でも格段に温暖で南国のようなエリアです。めちゃめちゃ綺麗なビーチがあって、リゾートになっています。
↓St.Ivesという町で、テート美術館の別館があったり、日本にも所縁のある陶芸家、バーナード・リーチの工房があったりバーバラ・ヘップワースの作品もたくさんあったりと芸術の町でもあります。
もう、とにかくカモメがいっぱい。
Eden Projectという植物園も建物がSFみたいでかっこいい場所です。
辺ぴな所にあるので、電車バス乗り継いでたどり着きました。
SOUTHAMPTON
そうです。ストーンヘンジのある所です。
ここもSouthamptonは大きな港街で、私は行ったことないです。
ストーン・ヘンジへはSailsbury(ソールズベリー)という街からバスで行った記憶があります
。田舎の移動は大変だ。
絶対行きたい観光地、ストーンヘンジ!
ミステリアスで素敵!!
昔は実際に触れる場所まで行けたそうですが、世界遺産のストーンヘンジ、遠巻きに見つめることしかできません。
(観光客…)
THE SEVEN SISTERS
ロンドンの南海岸は、真っ白な石灰岩の絶壁になっているのです。
白い崖のある緩やかな丘陵が7つ続いているのでセブンシスターズ。
柵とかないんだよ。
絶対けが人出るって。
羊さん、君たちは怖くないの?
浜辺に降りられる場所もあります。
このあたりは化石の宝庫だって噂もありますね。
しかし、吹きさらしでめちゃめちゃ寒かったです。地面みる余裕とかない。
LEEDS and YORK
まず、リーズには行ったことあるのだけれど、このパズルに描かれているものがなんなのか皆目見当がつかないのです。
リーズは大きな大学があって、小さな都会です。いい街でした。
ちょっと足をのばすとこんな素敵なところがあります。Knaresborough(ナレスボロ)
ここは結構車で移動したなあ。Malham(マラム)。
ロードオブザリングの気分味わえるよ。
ヨークミンスターも行ったことあるんだけど、多分、フィルムカメラの画像をデジタル化したものが、前のパソコン壊れた時に一緒に消えたんだな。泣
YORK(ヨーク)は城壁のある中世の街で、とても素敵なので観光にとってもオススメです。
NEWCASTLE
地図写真撮り忘れたっぽい。仕方ないので解像度は低いけれど、拡大写真を。
造船などの重工業と炭鉱で発展した街です。それゆえ、戦後は経済的に少々苦しんでいる街。うまく観光業も絡めて頑張っています。
重工業の街のその実力を示すかのように、鉄骨の橋がたくさんあります。
ぶれちゃってますが、これがNew Castleのミレニアム・ブリッジ!
動画お借りします!
Tilting Opening Newcastle Gateshead Millennium Bridge - Elapsed time
車で郊外へ行けば、アーティスト、アントニー・ゴムリー(Antony Gormly)の「エンジェル・オブ・ザ・ノース」を見ることもできます。
高さ20メートル、幅54メートルの鉄の彫刻。基礎のコンクリだけでも160トン越え。
重工業の街だからこそ実現した作品ですね。
LIVERPOOL
リバプールは工業都市なんですよね。奴隷貿易の港であったという黒歴史も確かあったはず。
ビートルズの大ファンというわけでもない私。
冬に行って寒かった上に、友人が「体調が悪い」とか言い出して、早々に帰ったのでした。とりあえずテート美術館の別館、TATE LIVERPOOLには行きました。
LAKE DISTRICT
ピーターラビットの里、レイク・ディストリクト。
穏やかな湖の風景がとてもいい。
エリア的にはかなり広大で、いろんなスポットがあるのです。
事前に調べて、行きたい場所を絞るのがいいですね。
ストーンサークルもあります。
田園風景が綺麗です。日本人観光客にも大人気のエリアですが、イギリス人にとっても保養地なので、メインの場所はかなり観光地感あります。
EDINBURGH

グレートブリテン島の北部、スコットランド。お金のデザインもスコットランド紙幣を使うなど、イングランドとは違う異国の雰囲気が漂います。
首都のエディンバラは何度でも行きたくなる、最高の場所。
ハリー・ポッター好きなら絶対行くべき街です。ここで物語は生まれたのですから!
人も街も上品で落ち着きます。
また行きたい。
GLASGOW
エディンバラに比べると、少々粗野な感じ、労働者の街という雰囲気が漂うグラスゴー。いや、いい所たくさんあるんだけどね。
ケルビングローブ博物館はユニークな展示の仕方をしていて、楽しいです。
スコットランドのお墓は独特でかっこいい。
チャールズ・レニー・マッキントッシュの建築やデザインが好きなら訪れる場所はたくさんあります。オススメは郊外Helensburoughという街にあるマッキントッシュの建築。写真がなくて申し訳ない。
ドクター・フーが現れそうなストリートはここ。
LOCH LOMOND
確か、グラスゴーから約30kmに位置するロック・ローモンド。ローモンド湖です。
その距離を氷点下の気候の中、サイクリングすることになりました。
慣れないロードバイク。凍結した道で滑り尻もちをつき、さらにずっと硬いサドルに座っていたことで、お尻が痛くて痛くてたまらなくなった、そんな思い出の地。
帰りは電車に乗り爆睡しました。
自転車乗せられるって素晴らしいね。
LOCH NESS
ロック・ネス、そうネス湖です。
ネッシーで有名な!
東西に長く伸びる湖は壮大で美しかったです。行って良かった。
ただしアクセスあまり良くないので要注意です。Invaness(インヴァネス)から湖沿いに走るローカルバスを利用しました。本当に、貧乏旅行。でも当時1ポンド=260円くらいでしたから、物価が高くてどうしようもなかったのです。
この後、信じられない大雨に見舞われたり、大変だったことも良い思い出ですが、今ならバスツアーとか申し込みます。
↑アーカート城
ネッシーに会えたかって?
愚問ですよ。
(合成ありきで写真撮ってる…)
最後に
やっぱりイギリス大好き。そして、このジグソーパズル買って良かった。
この機会にすごい写真探して、懐かしいものも見つかって嬉しかった。
行きたいけれどまだ行ってない場所もあるし、もう一度行きたい場所もある。
実家のトイレの壁に、子供の頃は日本地図が貼られていたのを思い出しました。
日本にもまだまだ行きたい場所がたくさんあります。