なる子とマーナル☆

なる子とマーナル☆によるアート・旅行・子育て(独身子なし)ブログ

キッズアートワークショップを開催して泣きそうになった理由

長年子どもと関わる仕事をしていて、思うようにいかないな、と感じていたことがあります。

「子どもたちとアートなことをしたい。」

アートの大学を卒業し、美術の教員免許も取得し、子どもと関わるからには自分の得意分野を生かしたことをしたい。当然そう思うわけですが、子どもの生活に関わるということはもっともっと根本的なところに近く、子どもたちを取り巻く環境のフォローをするだけで、神経はすり減り、毎日ぐったり。

 

もちろん工作のイベントなどを企画することもあったけれど、「そうじゃないんだよな」というのが本心。

 

工作は楽しい。

間違いない。

これはこれで良いの。

 

でも、もっと「これって何だろう?」と考えるきっかけになるもの、それがアートだと思うから、成果物ではなくて、プロセスが大事で、そこを重視したワークショップもしたい!

 

…って仕事やめちゃったし、そんな簡単にできることではないのだけれど。

 

実は、地域のイベントスペースを持っているオーナーさんと話をしていたらもう一人のアーティスト仲間と一緒にキッズアートワークショップをさせてもらうことになり、6月末から急ピッチで準備して、昨日無事終了したのでした。

 

内容を詳しくは書かないけれど、美術の歴史の中からある時代をピックアップして、学び、体験し、実践するというもの。思いっきりやりたい放題。

どうすれば小学生でも理解して楽しめるか、内容を詰める段階で心が折れそうになったりしたけれど、当日までに形になりました。

 

ワークショップも盛況で、楽しんでくれてよかった。

 

昨晩はワークショップの夢を見るぐらい、刺激的だったようで、心地よい徒労感があります。
じわじわと感動が蘇ってきていて、子どもたちの感性にドキドキしてる。

 

あ、付け加えておくと、人数も10人と少なかったし、アートや絵に興味のある子ばかりで、暴れたりする子なんか皆無。進行的にはイージーモードだったわ。(感涙)

 

ワークショップ後の夕方、コンビニに用事があってすぐ家に帰るつもりだったのに、ふと思い立ってアイスコーヒーを買って公園でぼんやりしていました。公園に行こうなんて、滅多にないことだけど、どのくらいいたんだろう。少しずつ薄暗くなってきて、「よし、帰ろう。」と振り返ったら、夕焼けが美しくて、まだ明るさの残る空に三日月が出ていて。

 

うわぁ、素敵!と思って思わず写真を撮ったのです。

あ〜、いいカメラ欲しいな。

 

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そんな気持ちでいる自分に気づいて、涙が出そうになった。

 

たった2時間のワークショップだったけれど、子どもたちと過ごして、私の感性も研ぎ澄まされているんだ。

 

特に思い入れもない東京の街。写真を撮りたいなんて思うことなんてほとんどない。空を美しいと思ったことも。

 

そうか〜、東京のせいじゃなくて、自分だったんだな。

 

ありがとう、ありがとう!

感謝の気持ちでいっぱいです。