横浜トリエンナーレが今年も決行となったことは、日本のアート業界に少なからず勇気を与えたと思う。
新型コロナウイルス感染予防の為に、数々の芸術祭が中止や延期を発表し続けていた中で、ほぼ室内展示の横浜トリエンナーレ開催はアートファンの間で衝撃が走った。
そもそもオリンピックイヤーに合わせたアート展示など、お祭りに乗っかった企画は多かったし、軒並みなくなっていく恐ろしさたるや、、、。その流れにストップをかけたのがヨコトリ、つまり横浜トリエンナーレなのである。
ここまで言っておいてなんなんだけど、
実は私は行っていないし、今年の鑑賞は見送った。
ギリギリまで悩み、最後の1週間がずっと雨なことで諦めがついた。
そして、10月11日(日)の今日、横浜トリエンナーレは閉幕する。
よし、もうバーチャルで見ようっと!
そう、今年はバーチャル鑑賞大流行の年である。
横浜トリエンナーレも例外ではない。
https://www.yokohamatriennale.jp/2020/tour/yma/
Plot48
https://www.yokohamatriennale.jp/2020/tour/plot48/
一通りざっくり見た。
感想はひとことシンプルに。
「よくわからん」
何も伝わってこないし、バーチャルなのに迷子になる。とにかく作品のディテールが見えてこないから、解説読んだところで響かない。
やっぱりアートは直接見た方がいいらしい。3年後は見れたらいいかな。
映像系の動画上映に関してはGoodjobすぎる。
約1週間の公開だけれど、家でお茶飲みながら無料で観られるなんて。
展示会場だと動画のスタートとのタイミングがなかなか合わず、動画作品をゆっくり観れることは稀だけれど、これなら掲載されている全ての動画を初めから鑑賞できるのです!
ど短期限定公開。
全て、10月11日(日)の23:59までなので、気になる人は見てみるといいし、私も全部は無理かもしれないけれど、いくつか見てみようと思う。
全部無理だろうと思うのは、先ほどリラックスしながら上映を楽しもうとしたら睡魔に襲われて寝てしまったから。
アートフィルムは淡々としたものや、パッと見ただけでは脈絡のないものが多い。
ただでさえちょっと眠いのに、家ではリラックスしすぎてしまうのかもしれない。
ピーター・ドイグ展も終わりますよね。10年くらい前にロンドンで大個展やっている時に見たからいいや、と思っていたけれど、簡単に海外に行けなくなった今、やはり見に行った方が良かったかな、なんて思ったり。
あ〜あ、反省して、ちゃんと本物を見にいくように心がけます。
でも、最終日は混むし、明日は雨だから。。。今度からね。