なぜ、ヨーロッパではクリスマスが必要だったのか。
なぜ、クリスマスは12月25日なのか。
それは暗くて寒い12月を乗り切る為ではないか、という人もいます。
なるほど、納得。
12月25日はちょうど冬至が明ける頃ですものね。
イギリスは緯度が樺太あたり。
イギリス北部、スコットランドの12月の昼12時ごろはこんな感じ。
一番高いところに太陽があるはずの時間、もはや、夕方の日差し。
15時には薄暗くなっています。
クリスマスに向けてウキウキした気分で気を紛らわせないと、この日照時間の短さは耐えられない。日本人留学生の間でも、「最初の冬で鬱にならなければ、イギリスに住める。」とまことしやかに囁かれていたほどです。
だから、クリスマスには楽しいもので溢れているのです。
クリスマスは特別なモノなのです。
そんなクリスマスを思い出す、可愛いお土産を友人からいただきました。
ミンスパイ(mince pie)!!
イギリスではクリスマスの定番お菓子のひとつです。
2011年の調査では7.5million(750億個)の売り上げがあったとか。
美味しいかどうかは賛否両論ありますが、私は結構好きです。
もう、クリスマスの風物詩。
直径5cm程度の小さな一口パイですが、中にミンスミートと呼ばれるナッツとかドライフルーツとかが、ぐちゃっと煮たようなものが中に入っています。ちょっとスパイスの香りがします。
元々はお肉のミンチが入っていたそうですよ!
そのままでもいいけど、ちょっと温めて食べると、風味が増して美味しいよ!
日本でも、成城石井とかで買えるそうですよ〜。
美味しい日本のクリスマスケーキがたくさんあるにも関わらず、あえてミンスパイとはどうかとも思いますが…
もし、今年のクリスマスは英国風に!と考えているあなた!
ミンスパイ、試してみてくださいね。
同様の味のもので「クリスマス・プティング」というかなりの強者もありますので、興味のある方は、是非おためしあれ。