なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

アンティークの買い付け手伝いで同行したはずが、ディーラーが引くほど衝動買いしてしまった話

アンティークの買い付けに一緒に行けるなんて、超楽しそう!

本当に心の広いアンティーク屋のオーナー(魅力的な女性でございます。)が、「なる子ちゃんも来る?」なんて口を滑らしたもんだから、調子乗りのなる子は本当にパリに来てしまいました。

もうすでにパリ入りしていたオーナーとは、パリ到着の翌朝、早速現地集合です。

 

【パリ・二大蚤の市】北の「クリニャンクール」南の「ヴァンブ」

パリの蚤の市で、有名なのものと言えば、クリニャンクールの蚤の市でしょう。規模、店舗数、クオリティ。どれを取っても1番なのではないでしょうか。

対してヴァンブの蚤の市は、規模も小さく、実店舗はなく仮設テントが並び、ローカル感もあります。全体的に価格も低めで、掘り出し物に巡り会えそうです。ジャンクが多いとも言えます。

 

ヴァンブとクリニャンクールは、1本で行けるバスもあり、パリの街並みを楽しみながら移動できます。日本人ディーラーや蚤の市好きの観光客も1日でハシゴすることが多いので、パリ・二大蚤の市と言えるのではないでしょうか。電車で行っても乗り換えは一回しかないので苦ではありません。

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蚤の市巡りはヴァンブから

オーナーと現地集合したのは南のヴァンブ。朝8時半集合です。

興奮しすぎて写真がありません。ヴァンブは日本人が結構たくさん買い物に来ていました。5月は季節がいいので、プロの買い付けもこの時期とても多いのだそうです。

オーナーは、もうすでにいくつか買い物した後で、「この店、すごく安い。」と言って、お買い物中でした。「へ〜、どれどれ。」とのぞき込むと、目に留まった品が…。気がつくと、「私、これ買う。」と言っていました。

 

蚤の市について、約5分。

 

もう、買うのか、なる子。

 

マジか。

 

 

その記念すべき、第1品目がこちらです。 

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リボンモチーフ付きの銀色のお盆。素材不明。なんらかの金属。そんなに古いものでもなさそう。

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リボン可愛すぎでしょ。

友人が買ったものとまとめ買い扱いにしてもらって、2ユーロ。(約260円)

やばい。ドーパミンとかアドレナリンとかが吹き出てくる感覚。

 

これはダメなやつ。止まらない。

 

 次に買ったのが可愛いタイル2枚。更に重い本も3冊買いました。

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さらに、さらに、可愛い巣箱の飾り物。これちょっと高かったのを少しまけてもらいました。

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「なる子ちゃん…買いまくってるやん。まだ1日目だよ?どうするの?」

 

「え?どうにかなるかな???」

 

とにかくお金がなくて、なかなか欲しいものが買えなかった学生時代の旅を取り戻したい。10年前に残していたユーロ札はあっと言う間に使い切りそう。こんな感じで、蚤の市巡りはスタートしました。

 

雨が降ってきたので、カフェで休憩!

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 ほっと一息。落ち着く〜。パリだわ、パリに来たのよ、私!

 

蚤の市巡りに必要なもの

とりあえずオーナーの助けになればとIKEAバッグを持って行きましたが、すぐに準備すべきはこれだけではなかったと気づくことになります。

と言うか、気持ちは手伝うつもりでいたのですが、衝動買いが止められず、自分のものばっかり買ってしまい、自分の荷物で精一杯。おいおい。

 

準備しておいた方がいい物をリストアップしました。

 

・小銭

・リュック

・プチプチ

・テープ

・ビニール袋

IKEAバッグのような大きいカバン、もしくはキャリーケース

 

オーナーによると、フランス人は結構適当なので、釣銭を持っていないことも当たり前。商品を包んだり、入れたりする新聞とかプチプチとか袋とかもあまり用意していないし、そのまま渡してくることもよくある、とのこと。なので、買ったらその場で自分で梱包してカバンに入れていくのが効率がいいんだとか。やっぱりリュックは両手も空くので便利です。買い付けの旅の往きのスーツケースの中身はほぼ日本で買った丈夫なプチプチと段ボールなどの梱包材なんだそうです。現地のプチプチは薄くて弱いんですって。あと、テープ類。特に養生テープはヨーロッパで売っているのを見たことがないから日本から持っていくと良いです。

小さな物を沢山買う人はジップ付きの小袋も超便利です。

 

サン・ジェルマン・デ・プレの近くのフリマ

ロダン美術館からしばらく歩いた辺りでフリマが開催されているという情報をオーナーが得たので、クリニャンクールの前に立ち寄りました。

この辺りは街並みが高級住宅街な装い。フリマと言えど、生活レベルの高さが商品に表れています。もちろんプロのお店もあるようでした。

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雨が降ってきて、フリマ日和ではありません。カバーとかかけられて見えないし。良い点と言えば、出店者は濡れた商品を持って帰るのが嫌なので、簡単に値引きしてくれることです。

一目惚れして買ったのがこれ。

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MADE IN USRR

ソビエト製のブリキのおもちゃです。

 

か、かわいい〜!

 

動くのね!素敵!


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買った後に気づいたけれど、回すカギみたいなやつ、ついてない!

しまった〜!!

 

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…って、持ってた。私物。

 

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差し込んで、くるくる。

made in ussr

 

かわいいよぉ〜。

20ユーロもしたけど、満足です。

 

もうひとつ、買ったのはこれ。

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一晩かけて絡まった紐をほどきました。

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そうです。モビールです!!

悲しいほど、和室に似合わないよ〜〜!

でもかわいい。

2ユーロでした。

 

どこか忘れたけど、イマドキおしゃれなフリマ

最寄駅も忘れちゃったけれど、古い建物を若いクリエーターに貸し出して、週末はフリマや手作りマーケットをしている、ような雰囲気の場所に行きました。

オーナーはアンティークがなかったので、収穫なしだったけれど、なる子はHABA社のかわいいボードゲームを手に入れました。(これについては後日詳しく。)

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ついにクリニャンクールへ 

買いすぎたので、一度、荷物を置いてからクリニャンクールへ向かいました。

クリニャンクールは本当に広い。そして蚤の市はアンティークもあれば、新しいものが売っているエリアもあります。偽物のスポーツブランドの靴とかTシャツとか、安いカバンとかが売っているようです。移民系の人の店が多く、とても混雑しています。

クリニャンクールは活気のあるマーケットだからこそ、とても治安が悪いです。

黒人のお兄さん数人が、両替所の中をじっとのぞき込む様子を見たことがある、とオーナーは言っていました。

え?両替した後、待ち伏せされてるの?怖いんですけど。

 

怖いから、オーナーは一人で行くのはいつも嫌なんだそう。

そりゃそうだよね。

 

なるべく、新物のマーケットは避けて、アンティークマーケットエリアに到着。 

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時間が遅かったり、雨だったりしたせいか、ほとんどのお店が閉まっていました。

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なる子のお目当てのお店を見つけました。

ヴィンテージビーズのお店です。

カップ1杯2000円くらいかな?お買い得です。

 

ぎゅうぎゅうに詰めて買いました。袋に入れかえてくれます。

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ピアスとかをハンドメイドするのが大好きなのです。19歳の時にこのお店で買ったビーズで作ったアクセサリーが沢山あります。また来れて嬉しい!

 

ワクワクする。どんなピアスを作ろうかな!

 

プロのディーラーが引くほど買ってしまった

1日目から、ディーラーでもなんでもないくせに買いまくりました。

 

「なる子ちゃん、買いすぎてて引く。そして全然手伝わないし。」(オーナー)

 

はっ!!しまった〜!

 

ごめんなさ〜〜い!

 

そんなわけで、スーツケースに入らなかった以下の収穫物は高い国際郵便で送ることになってしまいました。

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ええ、安くで買っても、郵送費の方が高くついてますよ。

とほほ。

 

そしてね、名誉挽回のチャンスを!狙いますよ、待っててオーナー!