10年くらい前に箱作りにはまったことがある、なる子です。
箱作りを勉強した訳ではなく、なんとなくこんな感じだろう、とボール紙と布や紙で作っていました。
先日、かわいい小学生の女の子から、「ピンクのハート型の箱を作りたい」とリクエストがあったのです。もうすぐバレンタイン!ハート型の箱だったら絶対かわいいですね。しかも手作りってすごい。
「任せて!(作ったことないけど!)」
と、大風呂敷を広げましたので、作ってみることにしました。
うまくいくといいな。
私が作る箱の主な種類はこちら。蓋を上から被せるタイプ(左)と、差し込むタイプ(右)です。正式な名前があるのかもしれませんが、知りません。箱作りは独学だから…。
差し込みタイプは蓋を一回り大きくする必要がなく、見た目もスッキリしていておシャレ。今回はこちらにチャレンジします!
ハートの箱のつくりかた
材料
・ボール紙
・牛乳パック
・画用紙
・飾り用のレースなど
・ボンド
・マスキングテープ
材料は100円ショップで揃えることができます。牛乳パックも家にあるもので大丈夫。洗って乾かし開いておきます。
型紙を作る
左右対称の綺麗なハートにするために、半分に折って下書きします。
ネットでハート型を探してコピーしてもいいと思います。
ボール紙にハート型を描きます。
緩やかなカーブのハート型が作りやすいと思います。今回は縦11cm、横12cmの大きさで箱を作ります。
両手で持ってちょうどいいサイズ。同じものを2枚用意します。被せるタイプの蓋にする場合は、2枚目は一回り大きいハートにします。色画用紙を貼ると厚みが出るので、2mmくらいは大きめに。
ハートの箱の側面部分
側面はカーブしているので、ボール紙では難しそうです。
牛乳パックを使います。左右の側面で2枚。今回は約18cmの長さの帯2枚用意しました。作りたい高さに合わせて幅は決めてください。
牛乳パックの帯にマスキングテープを半分はみ出す様な感じで貼ります。
はみ出してる方は、1cm幅くらいに切り込みを入れていきます。
ハートのへっこんでいるところからとんがっているところに向かって貼り合わせていきます。
片方の側面が終わったらもう片方。
カーブが難しいと感じたら、切り込みの3つ分をまとめて貼るのがオススメ。
三つ目の切り込みのテープを先に貼り…
間の2枚を貼る。
自然なカーブが作れるし、早い。
やはり適当さが出てしまったか。揃いませんでした。
足りないよりいいや。飛び出した分は切り落としました。
テープで繋げておきます。
とんがっている方もテープ
どうですか。もう箱になる運命が見えてきましたよ!
高さ、もしくは大きさを変えて箱と蓋を作りましょう。手順は同じです!
外装貼り付け
ハートの形に合わせて糊代のついたものを用意します。
ボンドを薄く塗っていきます。
木工用ボンドをすこ〜し水で薄めて伸びよくしておくと使いやすいです。
のりしろ部分にもボンドを塗って貼り付けていきます。
側面は 帯とのりしろ。
包みこむ様に貼り付け。
こちらを蓋にします。
内側、仕上げの帯を内側に貼ります。
ふーむ。まあまあかな。
下の箱は少し違う手順で貼っていきました。
中底。
側面を貼ります。
底面を貼ります。
中の側面を仕上げます。
箱上下同じハートの大きさなので差し込み用に一枚内側に厚紙の帯をハートの形に合わせて入れます。
完成
レースなどで飾れば完成です!!
しかし…
実は少々イビツな仕上がりで、すっと蓋ができませんでした。
差し込みタイプはきっちり大きさが揃わないと難しい!
被せるタイプの蓋の方が簡単そうです。
そして致命的なこと…
小学生(低学年)が作るの無理そう!!
オーマイガっ!!