ハンペルマン人形とは?
Hampelmann/ハンペルマン、ドイツ語で「手足をぶらぶらする(hampeln)」という言葉を語源とした、紐を引っ張ると手足がパタパタと動く人形のことです。
ドイツのハンペルマン人形は木製のことが多いようです。
さすが、ドイツ。
木のおもちゃ作りは鉱山産業が衰退した時期に、労働者が副業として始めたそうです。元々森林資源が豊かで、家具などの木工技術も高かったドイツ。さらに19世紀には子どもの教育についての考え方に大きな変革があった時代です。
過去記事「子どもは不完全な大人③」で、19世紀に、子どもむけ玩具が増えたことを書きました。
また、時の大英帝国では、王室がクリスマスツリーを飾ったことをイラストにしたことで、プレゼントを贈り家族で楽しむクリスマスが大流行しました。
クリスマスツリーはドイツ、古代ゲルマン民族の文化が由来です。ドイツ系移民が飾っていたのを、イギリスやアメリカが取り入れたのですね!
詳しいことは『図説クリスマス全史』で。プレゼントに関することも書かれていたと思うのですが、、、なんて書いてあったっけな。
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ドイツ風クリスマスの流行は、ドイツのおもちゃ生産の後押しにもきっとなったと思うのです。
ドイツの木のおもちゃといえば、蝋燭の熱でくるくる回るやつとか、可愛い動くおもちゃがたくさんありますが、今回はハンペルマン!
木はちょっと加工が難しいので、子どもでも作れる紙のハンペルマン人形を作りたいと思います。
ハンペルマン人形の作り方
用意するもの
厚紙or段ボール
割りピン
筆記具(油性ペンやポスカ、色鉛筆など)
はさみ
たこ糸
作り方
ハンペルマン人形の基本は
胴体1
腕2本、脚2本

垂れ下がった紐を引っ張ると手足が上がります。

今回は
胴体、首・尻尾、前脚・後脚の組み合わせで、ちょっとリアルな動物のハンペルマンに挑戦です。

①下書き
難しい。胴体に重なる部分を意識しながら下書きします。

ペンでしっかり描きます。
白黒もかっこいいかも。

②切り分けて仮置き
置いてみました。ちょっと短足?なんとなくもっと躍動感欲しいな。

脚を作り直し。うーーーーん!

これはどう?今回はこれにしようかな。

③割りピン用の穴を開ける
可動するところに割りピンを入れます。
大きさが十分であれば、穴あけパンチが便利です。
目打ちや千枚通しで穴開ける時はグリグリと穴を広げて、スムーズに動くように調整します。

④裏返し糸を通す
糸を通すところに穴を開けます。こちらは糸を通すので、パンチ穴ほど大きくなくて大丈夫。
千枚通しなどで穴あけします。
そのままだと開けにくいので、一度割りピンを外してもOK。

上二つの穴に通してクロス。(撮影用に黄色の水糸使っていますが、タコ糸の方が使いやすかったです。)

足の方は、上から通して、下からくるっと引っ掛ける。

きゅっと絞る

反対側も

垂れ下がった糸を結んでまとめる。

⑤たこ糸の通し方、図解
裏側の仕組みを図解しました。

⑥完成
胴体の上を片手でつまんで、もう片方の手で、紐を引っ張ったり、ゆるめたりします。
躍動感のあるハンペルマン鹿の完成です!

後日、色塗りしてみました。ヨーロッパ風に可愛くできたかしら?

仕組みを覚えれば、独自のアイデアで、新しいハンペルマンが作れるかもしれませんね。
アイデアお待ちしております!
補足
割りピンは6号使いましたが、4号で十分と思います。
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