コーヒー好きですか?Do you like coffee?
はい、好きです。Yes, I do.
私は家では主に2種類の淹れ方でコーヒーを楽しんでいます。ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーです。あまり難しく考えず、楽しんでコーヒーを飲みたいと思っています。2種類のコーヒーの淹れ方を簡単にご紹介したいと思います。
ペーパードリップ編
可愛いパッケージのクリスマスブレンドをいただきました。
豆はちょっと濃いめの色ですね。深煎りっぽい。冬は甘めのお菓子が美味しいので、豆もちょっとガツンとしたタイプが合うのではないかと、プレゼントしてくれた友人が教えてくれました。
1杯10gを目安にしています。
ただし、私は普段は30gで4杯淹れています。今回は美味しい豆をいただいたので、さらにケチって20gで3杯取ろうと思います。
ご紹介します。愛用グラインダー(豆挽き機)です。bodum社の製品。手でハンドルを回して挽くハンドミルと悩みましたが、マシンにしました。マシンもいろいろあるので本当に悩みましたが、こちらにしました。カジュアルなデザインですが、使いやすいです。
蓋を開けて豆を投入。
ドリップとフレンチプレスの間ぐらいが、実際にはドリップにちょうどいい具合です。さらに今回は粗めで。
タイマーもついていて、20gぐらいだったら10秒ぐらいで良さそうですが、この時タイマーのことをすっかり忘れていたので20秒にセットされていました。
スタート/ストップボタンもあるので大丈夫。
いざ、スタート!
ギュンギュン吸い込まれていきます。ガリガリという豆を挽く音がなくなったらストップ。
中のミルは臼になっていて、豆の粉がへばりついています。
本体を上からバンバン叩いて落とします。
横からもバンバン叩きます。
正式な使い方です。
カリタのドリップを使っています。穴が3つで出来上がるのが早いから。円錐形のハリオとかはドリップがゆっくりらしいです。
ドリッパーとポットはお湯で温めておきます。ドリップの直前にお湯は捨てます。カップに入れてカップを温めるのに使いまわすのもあり!
ペーパードリップを置いて。
粗挽き!
挽いた豆をいれて、お湯をちょっと注ぎ、全体を蒸らします。
少しずつお湯を注ぎ、豆が膨らんでくるのを楽しみます。豆が生きてる〜〜!
「の」の字に注ぐといいって言いますね。ペーパー側のコーヒー豆の壁を壊さないように注げば、綺麗な「の」の字でなくても大丈夫。
20gで約3杯分。完成です。ブラックで飲むので、このくらいの割合で淹れるのがたくさん飲む人にはいいと思いますよ。
ホッとする〜。
bodumのグラインダーは軽くてコンパクトなので、キッチンの下の収納に入れています。
エスプレッソメーカー編
エスプレッソメーカーは、有名ブランドとかではなく、ベネチアの雑貨店で買ったものです。旅の思い出です。色が気に入って買ったのですが、底の方に焦げ色がついてしまいました。ロンドンに住んでいた時、一時帰国の時に部屋を短期で別の人に又貸ししていた時にこうなったので、多分、使い方を知らず、空焚きしてしまったのだと思います。でも、ベネチアに行って買った思い出があるので捨てられず、大事に使っています。
よくある間違いなのですが、ドリップのイメージがあるからか、上に水を入れる人が多いのです。本当は下のタンクに水を入れるのですが。それが蒸気の力で豆を通って上のタンクにコーヒーとなって出てくるのです。
LAVAZZAのQUOLITA OROっていう豆をいつも買っています。真空パックになっています。だいたい800円前後で売っているところが多いようです。もちろん現地イタリアで買うともっともっと安いです。酸味が強いのでブラックで飲むのは苦手な豆ですが、リーズナブルで、ミルクとの相性が最高だと思っているので、いつもこれを買っています。
コーヒーミルを使えばエスプレッソ用の細かい豆も挽けるのですが、これ買っときゃ間違いない。
エスプレッソ用の粉は細かい!
エスプレッソメーカーを3つに分けます。
下のタンクに水を入れます。丸いポチがあるので、そのちょうど下ぐらいまでがいいと思います。
粉はぎゅうぎゅうに詰めてもいいですけど、すっごく濃くなるので、私は半分くらい。
火にかけます。
うちはミニコンロがついているのでそのまま乗せていますが、普通の五徳だと不安定なので、補助になるミニ五徳が売っています。こういうのを使うと安定すると思います。
IKEAの電動泡立て器登場!
泡立て器はミルクに入れてからスイッチを入れます。そうしないと飛び散ります。
出すときも同様、ミルクの中でスイッチを切ってから取り出します。
エスプレッソメーカーから「ボコボコ」という音が聞こえてきたらそろそろ火の止め時が近づいています。最初は静かに吹き出しますが、最後の方は空気が混ざってボコボコ音を立てながら出てきます。ボコボコの音が小さくなったらすぐ火を止めましょう。空焚きになってしまうので。
↑蓋を開けて撮影しましたが、本来は閉めておくものです。
ミルクにコーヒーを入れます。お店と逆ですが、まあ、いいでしょう。混ざれば。ラテアートとか作らないし。
お好みでシナモンとかハチミツとか入れて。
本日の朝ごはんでございました。
コーヒーはこだわれば奥深い世界ですが、普通の家でも簡単に楽しめる趣味なので、私も日常のプチ贅沢として楽しんでいます。