カルタヘナの歴史
コロンビア、カリブ海に面した港と要塞のある世界遺産の街。金銀、タバコ、カカオ、そして奴隷の貿易港として栄えた歴史があります。巨万の富を狙った海賊に占領されたことも。その対策として16世紀末から17世紀に欠けて要塞が建設されたと言う。動員された黒人奴隷は30万人とも言われている。
海賊の脱走がモデル!?
「ボードゲーム・カルタヘナ」はスペイン帝国時代、1672年に起きた、30人の海賊たちが起こしたカルタヘナの大脱走劇がモデルになっているらしい。強固な要塞から抜け出すのは容易なことではないはずだけれど、30人も脱走するなんて、コロンビアらしい。
ただこの話、裏が取れませんでした。私のgoogle検索力では、ボードゲームの説明でしか出てこない事件。
まあしかし、『カルカソンヌ』の兄弟ボードゲームと知ると期待も高まりますよね!?カルカソンヌもフランスに実在する美しい城塞ですが、この本物感がゲームとは言えロマンを感じますね。
5人まで遊べるルールです。ひとりで6個の囚人ゴマを無事脱獄させればゴールです。
合計30人の囚人。。。というこだわりでしょう!
ルールはいくつかあるようですが、難易度低めのルールで遊びました。
手持ちのカードを出して、カードのマークと同じマークが入った一番近くの空いているマスまでコマを進めることができます。他の囚人がいたら飛び越えることができるし、自分のコマを置いておいて、他の自分のコマをどんどん前に進めることもできます。
他のチームを踏み台にするところが囚人っぽいルールでいいですね。
黄色チームのなる子、6人の囚人を一番早くボートに乗せることができ、勝利しました。
今日から私、脱獄王です。
新版のカルタヘナは、絵が丁寧で美しく、コマも木で作られていて上質なゲームの印象がありました。
ルートのタイルは 組み合わせによって変えられるし、裏面もあって続けて遊べるので何度かプレイしても新鮮味があります。
難易度もそんなに高くなく、小学校2〜3年生ぐらいからなら問題なく遊べそう。コンパクトなので、児童館や放課後教室の新しいゲームに加えるのもアリだと思いました!