先日、お手紙が届いていました。
Let us know if you still need your account
見ての通り、海外からのお手紙です。
そう、私ってば、イギリスにいつかまた住みたいと思って口座を閉じずに帰国していたのです。
夢叶わず、10年の月日が…
住所は日本に変更することができたので、時々手紙が来ていたのです。ほとんどがプライバシーポリシーの変更とか、大したことない内容で放置ぎみだったのですが、この件名を見て「あ、やば。」と焦りました。
「まだ口座が必要なら電話して」と書いてあります。
いつでもイギリスで口座を閉じる手続きはできるのですが、海外旅行中にデビットカードが使えたのが超便利だったことと、先日10年ぶりくらいにイギリスに滞在した時は解約しようにも滞在日程が土日祝日の3日間でどうにもならなかったことで、「ま、いっか。」と放置していたのです。
よく考えてみたら、旅行中デビットカード使ってるじゃん!銀行口座、使ってないことないじゃん!なんでこんなレターよこすのよ!
とはいえ、3年ぶりくらいにインターネットバンキングのページも開いてみました。
スズメの涙ほどの残額…一ヶ月の食費にもならん。あの頃は1ポンド250円だったのに。しょぼーん。
たしかにこんな少額しか入っていなくて、ページも全然開いてないとあっては放置口座と言われても仕方ない。
しかし、決断した!
私は口座をキープしてもうしばらく放置する!
電話の締切日は迫っている。
国際電話イヤだな〜。電話だと英語が余計に聞き取りにくいんだよな。こっちの言ってることも伝わりにくいし。
しかし、電話せねば。
auのホームページで国際電話のかけ方を確認!
010 +国番号(イギリスは44)電話番号でかけてみます。
プルプル…
「口座の継続についてレターを受け取ったお客様、望まれない方はこのままお切りください。継続ご希望の方は1を…」(英語)
なんと、全自動音声でした!
アナウンスに沿って、口座番号とsort code(店番号みたいなやつ)をプッシュ入力するだけでした。
簡単だった…。
めっちゃびびってたのに。
いつかクローズする日が来るんでしょうけど、凍結されると面倒なので、継続の手続きがとりあえず完了して良かったです。
そういえば、ブリグジットで何か変化はあるのでしょうか。
またイギリスに住んでいる人、遊びに行ける財力と時間のある人、仕事で行ける人、ぁぁ、嫉妬するほどうらやましい。
イギリス行きたいな。
ポンドで稼げる女に、なりたいな。
なんとも自分が描いていた未来とかけ離れた現実に悔しい思いでいっぱい。
継続を決断した銀行口座は、またイギリスに行くんだという決意表明、ということにしておこう。