なる子とマーナル☆

少女の心を忘れない、なる子とマーナル☆によるアート・旅行・キッズ応援ブログ

アクリルパーツ、保護紙の剥がし方と色あそびアート

アクリル製品を加工する会社からたくさんこんなのを頂いたのです。

これってDIYショップとかで買うとめちゃくちゃ高いやつじゃないですかー!

 

 

色々遊べそう!アクリルは傷がつきやすいので、茶色の保護紙で両面保護されています。

この状態でもらえるなんて、ラッキー!新品だ〜。

 

では、早速保護紙をむきむき…むき〜〜〜!!

はがれない。これがアクリル加工一流企業の技術。どこにも傷なく綺麗にカットされているため、爪が引っかかる場所がありません。特に円形は剥がれてくれそうな隙が全くない。

 

数時間かけてベストオブ剥がし方を見つけ出したので、では、披露させていただきます!

 

 

アクリルパーツ、保護紙の剥がし方

①養生テープをパーツの半分くらい貼ります。

このテープにたどり着くまでに試行錯誤がありました。

マスキングテープ、セロテープ、布ガムテープ、養生テープ(緑)…

最終的にSLIONTECの養生テープ(白)が一番良かったです。

 

 

なぜ緑だとダメだったのか、理由はわかりません。茶色の布テープも悪くはなかったような感じでしたが、どこにテープを貼っているか透けて見える白が最強でした。マスキング、セロテープはびくともしませんでした。

 

②勢いよく剥がします。躊躇すると表面だけくっついてうまく全部剥がれなかったりします。

剥がし方のコツをつかむまで、ちょっとかかりました。

 

イメージとしては、ムダ毛とか抜くためにテープ貼って勢いよく剥がす時と似ているかも。

(そんなことやったことないからわからないけど)

 

③白のテープだと透けて見えるので、一枚を無駄にすることなく、余白を使いながら保護紙を剥がすことができました。

 

アクリルパーツで色あそび

美しいですね〜。透明度の高いものと、本物のガラスのような青みのあるタイプがありました。

 

積み上げたりして、もうこのままでもアート作品になりそう!

 

せっかくなので色を塗って遊びたいと思います。

本当はマッキーなど油性ペンが良さそうですが、手元にプロッキーがあったので使ってみます。プラスチックにも書けると説明書きがありましたので。

 

黄色で塗り塗り。

片面に色がつくだけでもとても綺麗ですね!

反対の面に違う色を塗ってみましょう。ピンク。

こんな感じに仕上がりました!見る角度によって色の表情が変わって綺麗なんです!

左:黄色とピンク、右:緑と黄色

 

3原色に塗って…

重ねて色の実験風!

あおくんときいろちゃんだ〜。

 

 

 

色を重ねるのもこどもたちには発見があって楽しいですよね。

側面だけ色を塗ったり、模様を描いたりしても綺麗なアクリルパーツ。

たくさん作って、大きいアクリル板にレジンで貼り付けました。こちらはマッキーで色付けしたサンプル作品。

角度を変えてみると、色の見え方が違って面白いんです。

ダブルクリップを使えば壁掛けもできるし、100円ショップでフォトフレームやお皿を立てかける台を買ってもいいかも。

 

 

イデア次第でもっと色々な楽しみ方ができそう。可能性を感じました。

もし、「こんなのどう?」っていう工作アートのアイデアがあれば教えてくださいね!

異次元のあれ。それもいいけど公立の教育改善も!

子育て支援策についてです。

以前子育て支援の現場にいたことはあるものの、辞めてからずいぶん経つので現場や保護者の声が聞けないこともあって、なかなか自分の意見がまとまりません。今日はダラダラと書き連ねてみようと思います。

 

子育てをしている家庭を支援することはもちろんやってほしいことなので、良い方向に進むといいなと思います。

今の報道を見ている感じだと、主に金銭的な家庭への支援が多いようですね。なんとなくモヤっとするという子なし世帯がいるのもわかる気がします。私も独身だし。笑

少子化対策というと、子育てに関わっていない世帯は他人事のように感じるし、税負担や産休の社員のフォローだけを強いられているようにも思う人もいるでしょう。ま、でも若い世代は突然しないと思っていた結婚や出産をすることもあるだろうし、その時になって制度のありがたさに気づくはずなので、頑張ろうよね。

 

私はこれから家庭を持つ、特に出産するようなことは年齢的にないだろうから、安全な国で安心して生きていけるなら、それに向かっていける施策なら良いと思います。子育ては社会でするのが集団で生きる人間という生き物ですから。納税以外の形で貢献している人もたくさんいるので、金銭的なサポートばかりが目に付く施策はちょっと不安ですね。これだけで終わらないことを願います。

 

今は特に少子化対策にフォーカスが当たっていますが、それは入り口に過ぎないと思いたい。同時に進めて行かなければいけないのは、子どもたちが育つ環境と教育についてだと思います。子育て世代にお金を渡して人気取りをするのではなく、もっと多角的な政策が子育て世帯のみならず、子ども自身のためになるようなことをして欲しい。親に渡すと使い方は千差万別だし、結局競争社会の中で消費されるだけのように思います。もっと保育園や学校の環境を整えて欲しい。心身ともに豊かに育った子どもはきっと将来社会の役に立つはずです。そういう公共事業が必要なのではないかな。

 

成熟した安心・安全な先進社会を目指すことが、人口増加よりも大事なことなのではないかとずっと思ってきました。なぜなら私が子どもの頃から少子高齢化問題は言われてきましたし、人口減少は予測されていたことです。人口増加と経済の発展がセットになった資本主義は発展途上国っぽい。少ないなら少ないで、少数精鋭の国を目指すことはできなかったのかなと、大人になった今、現状を憂いています。

 

資本主義社会はお金持ちにお金が入っていく仕組みですし、政治家も自分たちの利権に絡むことしか頑張っていないように私には見えます。国には公立の福祉と教育にもっと力を入れて欲しいのです。

政治家の人たちとその家族って、私学出身の人が多いからでしょうか。私学支援ばかりしていて公立の状況がどんどん悪くなっているように見えます。金持ちしか勝たない政治はがっかりですし、治安が良く、全体的に教育レベルが高い国はお金持ちにとっても魅力的なはず。そんな国になるよう、頑張って投資して欲しい。

 

子どもを産めば奨学金(ローン)の返済免除の案が出ていますが、それができるなら今すぐ教員の返済免除を復活させるべきです。一定期間以上(だいたい10年くらいだったらしい)教員を続けると返済義務がなくなるというものです。

 

高校時代の社会科(世界史・倫理・政治経済)の先生が、この免除の仕組みについて教えてくれました。公立の進学校だったので、家計が苦しい家庭の生徒もいました。そういう生徒たちにも大学に進める希望を与えたかったのだと思います。教員として常に勉強を欠かさない尊敬できる先生で、「こんな優秀な人材がなぜ教員を?」と思うぐらいでしたが、『奨学金』というのがポイントだったのかとわかりました。

校門を出ると生徒と目も合わさず帰宅する先生だったので、イメージしやすい熱血先生ではありません。そもそも熱意だけでできる仕事ではないし、子どもも保護者も教員に求めることは熱意だけではないはずです。

 

教員の奨学金返済義務免除は、一般企業に行ってしまっていたかもしれない優秀な人材を教育業界に引き込み、また過酷な労働環境でも継続勤務するモチベーションになり、基本給が低い若い先生たちの実質給与引き上げとも言える仕組みでした。

 

残念ながら1998年、2004年と段階的に廃止されました。

先生は生徒たちのために教えてくれたけど、結果的に一瞬希望の光を見た生徒も直後に廃止を聞いて打ち砕かれたわけです。。。

(就職が難しい期間が長く続き、非正規雇用、低賃金…踏んだり蹴ったりの世代だったな。。。ちなみに教員免許の更新制度という愚策もありましたね。)

 

不祥事が増えたのも、このことが要因なのではないかという気がしないでもない。

 

優秀な教員の確保、少人数制、教員の部活など負担軽減、残業代、授業料、給食代…課題は尽きないですね。公立学校の質の低下は社会の悪循環の源です。

もちろん福祉の方でも、保育園の環境改善などがんばって欲しいです。子どもは増えたけど、保育園足りないなんていうニュースは見たくないですよね。

 

そうなると増税の話が出てくるわけですが、自分ごととしてはインボイス制度。。。

ここからは完全な独り言とぼやき。

世界の税制から考えると免税事業者という存在があること自体不思議なので、課税事業者になってしまうのは、まあ仕方ないのですが、それならばもっと庶民に優しくして欲しい。軽減税率!!

イギリスでは野菜など基本的な食品は付加価値税0%だったので、自炊していれば食費はそんなに高くなかったです。(ちなみに当時1ポンド250円で、体感物価は日本の2倍以上)

その他、水道代、書籍、運賃、生理用品なども0%です。

 

あー、もうインボイス作成も憂鬱だし、せめて全部5%に戻して欲しい。

いや、もう消費税やめてほしい。

 

弱小フリーランスなる子、今年の目標は生き抜くことです。ギリギリだなぁ。

 

次回はもっと楽しい話題、工作やアート、遊びなどで投稿しますね〜。

恐怖の切り札!?『コンタクト・ゲーム』

今日、ご紹介するのはラベンズバーガーの「コンタクト・ゲーム」です。

 

かわいい絵柄に一目惚れ!

ほぼ未使用品?ブックオフで750円でした。

 

イギリスのゲーム会社、ラベンズバーガー(Ravensgurger)社のボードゲームです。

この会社が作っている人気商品と言えば、本当にゲームが進行しているのかどうかわからなくなる難解ゲーム「スコットランドヤード」とか、普通に楽しいタイル動かしゲーム「ラビリンス」とかです。

 

 

 

 

 

さて、いかにもパッケージデザインがレトロな「コンタクト・ゲーム」ですが、ちゃんと現行販売中のゲームのようです。

 

そして、気になる煽り文句

「恐怖の切り札!ジャンクションカード」

恐怖とはどういうことなんだろう。プレイしてみないとわからないですね。

ちなみにこの煽り文句は英国版オリジナルには書いていないようなので、日本独自のデザインのようです。誰が考えたの?

 

中身はこんな感じ。かわいい道のカードがたくさん(140枚)入っています。

 

説明書はこれだけ。

 

カードは5x5cmで、ラビリンスと共通する何かを感じますね。

イラストがとても丁寧で素敵!好感が持てます。

 

10人まで遊べるそうですが、10枚ずつ配って見えるように置き、残りは山に伏せ置き。

 

一番年下の子からスタート。真ん中に一枚置きます。一枚置いたら山から一枚引く。

 

鉄道、道路、川が繋がるように置かなければいけません。

これは置けない例。

 

天地も揃えなければいけません。

これも置けない例。

 

置けるカードが手元になければ山札から一枚追加されるので、持ちカードが増えます。

山札がなくなって、誰も出せなくなったら終了。手持ちのカードが少ない人が勝ちです。

 

ルールはシンプルなのですが、「天地を揃える」というのがかなりのハードルで、手札が増えるばかりなので、若干ルールを緩めてつなげていきました。

真っ直ぐのところだけ天地が揃っていれば良いことにしました。

 

…が、この有様。

天地ルールを緩めたせいなのか、ちょっと進めただけで、床いっぱいに広がっていきます。

とても広い部屋が必要ですね。街が出来そうです。

 

ところで、ジャンクションカードが恐怖の切り札とのことでしたが…

むしろ手札から出せるカードが増えてお助けカードでした。笑

 

恐怖は全くない、ほのぼのゲームw

 

ルールはシンプルだし、絵が綺麗なので子供から大人までプレイできる普遍的な楽しさがあるゲームです。

 

ただ天地ルールは難しいんじゃないかなー??

ルールはちょっと変えたりして遊ぶのも良いと思いますよ!

 


 

対象年齢5歳からってことなので、「恐怖」の表記は消した方が良いのでは…。

ボードゲームホテル・MIMARU大阪 難波Stationに行ってみた

 


2022年6月にOPENしたボードゲームをコンセプトにしたアパートメントホテルが大阪難波駅近くにありまして、忘年会を兼ねて友人たちと泊まることになりました!以前から行きたかったんだよ〜〜!!

場所は日本橋電気街エリアのドラクエローソンの目の前。

…そもそもドラクエローソンってなんやねん!

という話ですが、ドラクエがコンセプトになっているローソンで、ゲーム内で建物の中に入るときの例の効果音が入店チャイムになっています。

 

MIMARU HOTELはどこの店舗もアパートメントタイプになっているようですが、今の所ボードゲームをコンセプトにしているホテルはここだけのようです。

今回は、この「MIMARU大阪 難波STATION」を泊まった感想を含めてご紹介します!

結論から言うと超オススメ!

(今回は年末すぎて旅行支援は利用できませんでした。)

mimaruhotels.com

 

MIMARU大阪 難波STATIONはこんなホテル

部屋

部屋の作りは長期滞在にも便利なアパートメントタイプ。普通のベッドが二つに2段ベッドも付いて、基本的には4人泊まれるお部屋を利用しました。

バックギャモンアートが壁に!おしゃれや〜。

 

キッチンもあって、冷蔵庫もホテルにしては大きめ。調理もできます。トイレ・風呂別でファミリーサイズ。

 

そして、重要なポイントがダイニングテーブルがあることです!

しかもソファタイプの椅子でくつろぎやすい。

 

そう!ボードゲームしやすい!!

 

ロビー

未だかつてこんなロビー見たことない。

ずらりと並ぶボードゲームと、遊びやすそうなテーブル、畳のお座敷もある。

こちらでは、500円払えば一晩ドリンクバーが使えます。

大人数で来た時にはロビーが便利!

私が泊まった日は、男3、女3の若者グループがここでゲームしていて、「なるほど!女の子部屋と男の子部屋に分けて泊まっても、ここで一緒にゲームできて楽しいね!」と感心しました。そんな青春、羨ましい〜〜〜!!

 

ロビーに置いてあるゲームは、最大2個までレンタルして部屋に持ち込むことができます。

遊び終われば取り替えもできるので、無限に遊べます!

 

ゲームは約130種類。JELLY JELLY CAFEさんが監修しているそうです。

ボードゲームに詳しい人が↑業界最大手だと言っていました。)

 

ゲームのルールなども聞けばスタッフさんが教えてくれるようでした。

 

荷物も預かってくれるけど、ちょっと不安になる置き方だねー。

 

アメニティ

スリッパや歯ブラシなどは必要な分だけロビーから持っていくシステムで、紅茶やインスタントコーヒーなども置いてあったのでドリンクバーはいらないな〜と思いました。

 

お部屋にはコップもお皿もフライパンもあります。

予算

部屋貸しなので、人数多めで借りた方が良さそうですが、3〜4人で借りるとして、年末は45,000~60,000円/部屋くらいかな?

私たちが泊まったのは年末繁忙期だったので、かなり高めだったかもしれません。

でも、部屋の広さと立地を考えると悪くはないです。

朝食などは付いていませんので、自分で調達する必要があります。

楽天トラベルでは最安値5,000円~となっているので、シーズンオフはかなり安いのではないでしょうか。


 

夕飯・朝食など

ご飯の提供はありません。

しかし、目の前がコンビニなので、基本的には困ることはありません。

部屋にキッチンがあって基本の食器や調理器具が揃っており、調味料もフロントに頼めば貸し出しがあるようです。電子レンジ、電気ケトルがあったので、私たちは高島屋のデパ地下でお惣菜を買って持ち込みました。贅沢で最高。駅から通り道のなんばCITYに入っている無印良品で少し駄菓子も買って、デパ地下のモロゾフのプリンをデザートにすることに。

 

お昼ご飯は近所の行列のできるうどん屋に行きました。

細麺で量が多い!き田たけうどんです。

retty.me

売り切れごめんのお店で、私たちの後ろでごめんなさいされていました。「一杯の量が多いので、減らせばもっと多くの人に提供できるのでは…」と思わず呟かずにはいられない量ですが、結局美味しくて食べきってしまうので、まあ仕方ない!ご馳走様!

ホテルからも近いので、ぜひどうぞ!

 

ホテルの中にゲームがいっぱい!おすすめは金貨探し!!

ゲームをテーマにしたホテルなので、「館内ピクトグラム探し」など、あちこちにゲームが仕込まれています。

 

一番楽しかったのは「金貨探し」。ホテルの客室内に隠された金貨を探すゲームです。

これがなかなか難しくて、1日目では半分くらいしか見つかりませんでした!金貨はボンドで動かせないように固定してあると書いてあるものの、本当は誰かが剥がして持っていってしまったのではないかと疑うほど。

 

すぐに見つかったケトルの後ろの金貨。他はネタバレになるので控えます。

チェック表があるので、「キッチンにまだあと3つ隠れているはず…!」と確認し、お湯を沸かしながら探したり、お皿を取り出すときに引き出しの奥まで見たり。歯磨きしながらコップの裏を覗いたりと、ず〜っと遊びながら過ごせます。

 

もやもやしながら眠りに入り、朝、チェックアウトまでの時間で覚醒したなる子は勢いよく残りのコインを見つけることに成功しました。超楽しかった。

 

一応答え合わせシートも置いてあるのですが、最後まで粘って良かったです。

 

他にも「いたずら人狼」などで泊まりながら遊ぶことができます。

 

今回遊んだボードゲーム

このボードゲーム忘年会を企画したきっかけが、「パトロネージュ」です。

ねずみリーダーさんのブログで知って、購入しました。

紹介してくださり、ありがとうございました!

nezumileader.hatenablog.com

 

このゲームを買ったものの、美大出身の友達と遊ぶ場所がなくて探していたのです。MIMARU大阪難波STATIONはそんな私たちにとってピッタリの場所。こちらのゲームはホテルの備品ではなく、普通に持ち込みました。

 

その他、持ち込んだものも含め、一晩で遊んだゲームは以下の通りです。

 

ウボンゴ

世代を超えて盛り上がること間違いなしの、プレッシャーパズルゲーム。

友人は今回をきっかけに近くのJOSHINおもちゃ館で買って帰りました。お正月に姪っ子ちゃんたちと遊ぶそうです。

 

 

パトロネージュ

工房を建設し、芸術家を雇い、名作を生み出すルネッサンス期を舞台にしたゲーム。美大卒のゲーム開発者が作っただけあり、小物、絵柄、などにこだわりがあって、西洋美術史好きにはたまらないゲーム。

 


 

 

ボブジテンその3

カタカナ語をカタカナを使わずに説明して当ててもらうゲーム。みんな国語力高くて盛り上がりました。

 

「…過剰喫煙者。」

「はい!!はい!!ヘビースモーカー!!」

 

ボブジテンは気軽で楽しいけど、何度も遊ぶと出てくる単語が被ってくるので、シリーズ化しているのですね、きっと。このゲームは持ち込みました。

 

 

カタン

言わずもがなの世界で人気のゲームです。MIMARUにも置いてありますが、今回は友人に持ってきてもらいました。荷物になるのにありがとう!

持ってくると、交換したり返しに行ったりする手間が一つ省けるのでいいですよね。

 

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パンデミック

人類VSウイルス。協力型ゲームですが、人類なかなか勝てません。非情なゲームです。

コロナで苦しむ今だからこそプレイしたいゲームです。

 

 

ボルカルス

こちらは怪獣VS人類。朝起きて、チェックアウトギリギリまでの時間で遊びました。

怪獣(友だちが怪獣役)が強すぎて無理。勝てなかった。。。

カードも多く、細かいコマがたくさんあるので、返却するときに数えるのが大変でした。

 

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以上、一晩で遊べたのは6つ。

 

持ち込みでバベル、コトバーテルも持って行っていましたが、時間切れ!!残念。

コトバーテルは3人向きではないので、また今度でいいかな!

 


 

 


 

 

最後に

ホテルの部屋でじっくりゲームができる良さはありますが、ルールを読むのに時間がかかってしまいました。複雑なゲームはロビーのコンシェルジュに助けてもらった方が良かったかな、と思いました。

ゲーム自体も簡単で面白いものがいいですね。ここのホテルはルールの易しい人気ゲームもたくさん置いてあって、ファミリーでも楽しめそうです。

 

いい歳の大人も、思い切りはしゃいでしまいました。全国に広まっても良さそうな業態です!

 

テレビなんか一度もつけなかったですよ!

機会があれば是非泊まってみてください!

 


 

クリスマスプレゼントのラッピングを簡単手づくり

ラッピングペーパーを手作りしよう!

クリスマスといえばプレゼント。サンタさんからもらうプレゼントの他に、お友達とクリスマス会でプレゼント交換する人もいるかもしれません。

 

もしくは、家族にちょっとしたギフトを渡したい時に、心のこもったラッピングをしたくなりますね。世の中便利になって梱包用材料は100円ショップでも可愛いものがたくさんあって悩むぐらいです。

 

そんな世の中だからこそ、1点もののラッピングを無理なく簡単に作ってみましょう!

 

子どもでも簡単にできて、楽しいステンシルで作りますよ!

 

 

 

用意するもの

・クラフトペーパー

・アクリル絵の具(赤・緑・白・金)

・スポンジ

・紙(コピー用紙、もしくは薄手の画用紙)

 

クラフトペーパー

ベースにするのはクラフトペーパーです。大きめサイズや大量数のラッピングペーパーを作るなら、ロールで買うのがおすすめです。


 

小さめサイズ、、、と言ってもラッピングペーパーにするならA3くらいの大きさは欲しいですね。


 

少ない枚数で良い時は、100円ショップでクラフトペーパーのラッピングペーパーも2枚1組ぐらいで売っていますよ!

 

 

アクリル絵の具

アクリル絵の具は、乾くのが早く、発色も綺麗。そして何よりラッピングのペイントに向いている理由が、乾くと水に溶けないことです。

今回は特に、ガッシュと呼ばれる不透明タイプにしましょう。茶色のクラフトペーパーの上でもしっかり発色してくれます。

ターナーの基本セットの中から以下の色を選びました。

パーマネントレッド

パーマネントグリーンミドル

○ホワイト

 

もうこの3色だけでクリスマス感たっぷりですね。


 

 

華やかな金色もあると素敵です。

金色も意外に種類があるので、好みの金色を探してみてくださいね。


 

今回はどう探しても金色が絵の具箱から見つからず。。。大好きな色なのでどこかで使い切ってしまったのかもしれません。

 

パレットは市販の紙パレットじゃなくても紙皿、牛乳パックを切り開いたもの、豆腐の容器など、使い捨てにできそうな撥水系のものならなんでも大丈夫です。

 

スポンジ

すでにブロック型になっているメラミンスポンジがお手軽です。

もちろん自分サイズに切ってもOK。使いやすい大きさにしてください。

普通のキッチンスポンジを6等分するぐらいでもGOOD。

 

普通のコピー用紙で大丈夫です。

すぐボロボロになってしまうというデメリットもあるのですが、今回はお子さんでも簡単に作れるステンシルを提案したいので、コピー用紙を使います。

 

作り方

①ステンシルの型を作る。

コピー用紙は先にA4の4分の1のサイズ、A6サイズ(ハガキくらい)に切っておくと良いです。特に子どもたちは1枚の紙を効率よく使う方法をとか気にしないのが基本なので、先に切っておくとGOOD。

 

下書きをします。

今回はカラーがクリスマスでばっちり決まっていますので、形はなんでも良いです。

塗りつぶしているところが切り抜く部分です。

 

大人ならカッターナイフを使ってしまうところですが、子どもでもできるように、ハサミで切りやすいコピー用紙を選んだのです。

どこから切り始めても大丈夫。

 

外側から切ったところはテープで閉じます。

 

きっちり閉じる!これ大事!

 

複雑な形を作る場合、例えばツリー型。紙を折って左右対象に切ると綺麗ですよね!

 

これは子どもあるあるですけど、律儀に線のところだけにそって切ろうとするんですよね〜。

このとんがった部分を折り返そうとするので失敗しがちです。

ステンシルに限って言えば、切り抜かれる部分はバラバラになって大丈夫。折り目側から切りやすい方向にハサミを入れます。

こうやって少しずつ切れば綺麗に切れます。教えてあげると子どもたちも切り方を考えるようになってきますよ!

広げるとこんな感じ。

クリスマスは可愛いモチーフがたくさんあるので、こういうのも可愛いですよね。

②ステンシルで着色

パレットは色別に用意します。豆腐カップ、牛乳パックのひらきを使います。

 

使いたい大きさのクラフトペーパーを広げておきます。

まるまってしまう場合は、四隅などマスキングテープで机に留めておきます。

 

スポンジにアクリル絵の具を馴染ませます。ぽんぽんと叩くように馴染ませましょう。

注意:水は絶対に使わない!

極端に絵の具の塊がべっとりついてなければ馴染ませOK。

 

着色したい場所にステンシル型を置いて、動かないようしっかり片手で紙を押さえて、ぽんぽん叩くように色をつけていきます。

全体に色がついたらそっと紙を外します。

おお〜、まるでシルクスクリーン印刷のようではないですか!?

 

こんな調子で全体に緑色をまずステンシルしていきました。

もう可愛い。

 

しっかり紙をおさえて、2色目です。

もうクリスマス感が出ています。

 

そして最後の白を入れて。。。

完成!

簡単にオリジナルラッピングペーパーができました!

 

③アレンジ

クリスマスモチーフ型もこんな風になりました。金色を使いたかったのだけど、手持ちがなかったので黄色で代用。

封筒にしてしまえば、手軽にプレゼントを入れることもできます!

 

カードを入れる封筒にもワンポイントでステンシルしてみました。こちらも100円ショップの封筒。

ここに少し書き足したりしてもいいですね!

いろんなアイデアが広がりそう!

④うまく作るコツ

このステンシルの注意点は、型がボロボロになりやすいことと、乾くと細かい部分がカールしてめくれてくることです。

一つの型で一色、一気に使うのがうまくいくコツです。

 

アクリル絵の具は乾くと耐水性になりますから、絵の具が移る心配もありません。

メリットとデメリットを知ってうまく使いこなしましょう!

 

 

最後に

手作りならではの可愛さがあるステンシルで作るラッピング。クラフトペーパーもいい味わいがあるので、少々絵の具がはみ出したり、自分の思った通りに行かなくても、不思議といい感じになります。

 

ラッピングにちょっと手作り感があるだけで、既製品のプレゼントでも、ぐっと温かみが増します!渡した相手が気付いて喜んでくれると、ラッピングを手作りした自分の方が嬉しかったりして!

 

では皆さん、良いホリデーシーズンをお過ごしくださーい!

美しいボードゲーム『AZULシントラのステンドグラス』

みなさんがボードゲームを選ぶ時のポイントって何ですか?

私は完全にビジュアルと素材重視です。

 

ドイツのHABA社製品は、木製のコマなどを使うことが多くて大体好きです。(笑)

 

www.ma-naru.com

 

ビンテージの海外製ボードゲームは絵やデザインが好みだったり、ビンテージ感がたまらなかったりで大好きで旅行に行くと探したりします。

 

www.ma-naru.com

 

www.ma-naru.com

 

 

最近のボードゲームは、イラストがパソコンで描いたグラフィック感が強くて基本的にはあまり好きではないのですが…。

 

「これね、宝石みたいで綺麗だよ〜」と紹介してもらい、今回プレイしたのは『AZUL シントラのステンドグラス』です。

バリバリのコンピューターグラフィックやん!

 

AZULといえば、かわいいタイルを並べていくあのゲームなのですが、オリジナルはタイルと言いつつタイルじゃないし、タイルの印刷も可愛いけど少し物足りない。と失礼ながら思っていたのです。ゲームを作る人たちの苦労はもちろん想像に難くないので、AZULは十分に素敵なゲームですし、とても人気があります。

 

 

そんなAZULにはいくつかシリーズがあって、基本のルールは共通してたりするのですが、このステンドグラスバージョンのAZULゲームは、タイルではなく色ガラスという設定。

 

「ほら!綺麗だよね!!」と見せられたのがこれ。

た、確かに〜〜〜!!!!キラキラキラキラ〜

ガラスではなく透明感のある樹脂製だと思うのですが、ジャラジャラと混ぜたり手に取ったりした時の感じが麻雀のパイみたいな重量感と音が出て、「うむ。これは悪くない…!」よく見ると模様も入っている。

 

ステンドグラス職人として、自分の窓を完成させて点数を稼ぐゲームです。

 

この菱形の並べ方も綺麗ですね!

 

点数が計算しやすいように点数の双六みたいなのと、マイナス点計算表と、何ターン目かわかるようにもなったシートもあります。

 

ちょっと場所は使いますが、2〜4人向けで、意外に戦略も必要だったりして、楽しめました!いろんなゲームがありますね〜。

 

 

ちなみに「AZUL」は「青」という意味があります。

「シントラ」はポルトガルの都市で、ここに建てた宮殿のステンドグラスを完成させよう、というストーリーになっているようです。

オリジナルのタイルの方はエヴォラ宮殿をモデルにしているようで、ゲームを通して世界中の街を訪れたくなりますね〜。

 

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19世紀の登山ブームが生んだボードゲーム『L'Alpinista』

グランド・ツアー

アルプス登山観光の起源は主に英国貴族やブルジョアの子息たちが修学後、フランスやイタリアに豪華旅行したというグランド・ツアーだと言われているようです。この伝統は17〜19世紀初頭まで続きました。文化的には先進国だったフランスやイタリアに行って見聞を広めようというわけです。一般的に家庭教師が同行したそうです。旅行しながら留学する感じですね。イタリアに行くにはフランス・スイス・イタリアの国境のあたりのアルプスを越える必要がありますから、楽な道を選んだとしてもなかなかの登山だったことでしょう。グランド・ツアーでスイスを訪れることも人気で、その山々は青年たちの心を掴んだようです。19世紀に流行したアルプス登山でアルプスの主峰39座のうち、31座はイギリス人が初登頂しているそうです。アルプスに裕福な登山紳士たちが押し寄せたおかげで、特に産業のなかった貧しい山間の村にガイドや宿泊など観光業が栄えました。これがアルプス黄金です。

 

19世紀には登山のボードゲームも誕生『L'Alpinista』

スイス・バーゼルフリーマーケットで激安(ラッキー!)で手に入れたボードゲームを紹介します。『L'Alpinista』です。イタリア語です。フランス語でL'Alpiniste。ドイツ語でDer Bergsteiger、英語でThe Mountaineerです。「登山家」という意味です。

今回購入したのは2020年復刻版です。オリジナルは19世紀のものだそうです。絵がレトロで素敵です。

開けるとこんな感じ。

 

箱の裏側。

 

箱の裏側の写真のように、ボードは組み立て使います。両面使えるようになっていて、一周回って戻ってくる双六タイプになっています。

組み立て方を変えることもできる。そういうの好き。

 

コマはクリップ式の登山家たちです。

 

その他、4枚の絵札と、8枚のヘルプカード。

 

コマはクリップで止めて移動させることができます。登ってる感が出て良い〜。


遊び方

ルールブックも多言語で助かります!(伊、仏、独、英)

ゲームのあらすじはこんな感じ。

 

山の旅に出ていたあなたは道沿いでボロボロの服でゆっくり歩く人を見つけます。あなたは近づいてその人の具合を確かめます。その人はあなたに少し休むよう言い、『賢明な登山家の偉大な道』の話をします。「この道は魔法の泉に続いている。山の幻想に気を取られている人には見えないので注意しなさい。その泉は情熱があり、迷いと欲を打ち破り山の試練に勝った者の前だけに現れる。泉に導くのは、君の選択、頼りになる人々、ひとつまみの運だ。覚えておきなさい。もしその泉に辿り着いたなら、その登山家は水を飲んで満足な生活を得ることができるだろう。」

 

意気揚々と、あなたは「魔法の泉」を探す旅に出ることを決意します。立ちはだかる山のほんの片隅にいます。道の始まりにこんな看板がありました。

「山と人が出会う時、素晴らしいことが成し遂げられる。(ウィリアム・ブレイク)」

"Great things are accomplished when men and mountains meet" -William Blake-(原文)

さあ、今あなたはまさにその場所に立ちました。旅の始まりです。

 

基本のルール:サイコロで進みます。

緑のマス:特になし

黄色のマス:ヘルプカードを1枚もらうことができます。カード置き場に無くなったらもらうことはできません。

赤のマス:特別な指示があるので、ルールブックの番号の欄を見てください。

 

一つのマスに止まれるのは2人までです。

3人目からは一つ手前のマスに止まります。

例えば、No5に止まった場合、次のふたつから選択します。

エーデルワイスを採取して、サイコロをもう一度振る(花カードを取る)

②ノートブックのカードをもらって絵を描く。一回休み。

 

先を急ぎたいし、エーデルワイスを採取できるなんて素敵!と思って①を選ぶと、No14のマスでこんな指示があります。

「もし、エーデルワイスのカードを持っている場合、管理人から叱られる。保護されている花だからだ。あなたはNo7まで逃げ戻る。」

 

管理人に叱られました〜

エーデルワイスは採ってはいけません。意外に学びのある双六です。

 

No.17では「熊と遭遇。ヘルプカードを持っていたら使って一回休み。誰も助けてくれなかったら8まで戻る」

とあります。

ヘルプカードは自分で持っていたら自助に使えますが、1枚も持っていなかった時に持っている人に助けを求めることができます。ヘルプカードを持っている人が助けるかどうかはその人次第ですが、助け合いの精神が問われます。

 

こんな感じで、他の登山家と駆け引きしつつ、野生動物にあったり雪崩にあったりしながらゴールを目指します。ボードは裏面にも回って一周して戻ってきます。

 

戻ってきたあなたに謎の旅人が現れます。「君は合格だ。」と言われますが、どういうことかわかりません。「勝ちました。しかし、どこにも魔法の泉なんてない。」「魔法の泉は君の道中の選択の中に隠れている。ゲームに勝ち、友人たちを助けることができたなら、わかるだろう。連帯と友情を持って、泉は君の心、精神、体に流れ込んでいるのだ。」

 

え、え〜〜〜!!

 

ちょっとわかりにくいけれど、山で強まった連帯と友情は人生を豊かにしてくれるということらしいです。

それこそが多くの紳士が求めた山の魅力だったのかもしれません。

 

途中で誰かを助けることができていたなら、負けても清々しい気持ちになるかもしれません。

シンプルなようで考えさせられる登山ゲームでした。

 

『L'Alpenista』は海外のサイトでしか購入できないので、お馴染み鬼畜登山ゲーム『K2』をご紹介します。油断したらすぐ死ぬ過酷な設定です。ボードでやると複雑なので、慣れている人がいないと天気の切り替えとか忘れそうなのですが、オンラインゲームサイトに無料版があるのでそちらで試してみるのもいいかもしれません。

友達と数回プレーしましたが、毎回誰かがクリアできません。『パンデミック』並みのクリア難易度。でもおすすめです。ぜひ〜。